「姉さん、何かして欲しいことない?」
「……は?」
「俺がそいつを叶えてやるからさ、代わりに姉さんを俺にくれよ」
じゃ、今度来るまでに考えといて、と笑ってほっぺにちゅーを噛ましてくれたファロット一族きっての暗殺者は、彫像と化した本人を置いて、現れた時と同様、意気揚々と窓から退出した。
押しても引いても駄目なら
突き落とせ。
……限界です(吐血)。
これが精一杯なんです。よし頑張った自分。
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